2013年10月29日火曜日

【Zabbix】net.tcp.serviceを使う際の注意事項

■環境
CentOS 6.3 64bit
Zabbix 2.0.3

■注意事項
net.tcp.serviceはポートの状態を確認することができるキーです
LISTEN可能な状態なら1が返ってきます

net.tcp.serviceは引数を3つ設定でき
  • 1つ目はプロトコル(ssh、service.ntp、ldap、smtp、ftp、http、pop、nntp、imap、tcpのいずれか1つを指定)
  • 2つ目はIPアドレス
  • 3つ目はポート番号
を指定するのですが、LISTENしているIPアドレスによって2つ目の引数の設定に注意してください

以下具体例です
  • ポート10052が127.0.0.1でLISTEN -> net.tcp.service[tcp,,10052]
  • ポート10052が0.0.0.0でLISTEN -> net.tcp.service[tcp,,10052]
  • ポート10052が192.168.1.10でLISTEN -> net.tcp.service[tcp,192.168.1.10,10052]

何も指定しないとデフォルト監視しに行くのIPアドレスは「127.0.0.1」となります
0.0.0.0でLISTENしている場合は127.0.0.1でもアクセスできるので何も指定しなくても大丈夫です
厄介なのが192.168.1.10(とかプライベートIP系)でLISTENしている場合で
IPアドレスを指定しないと127.0.0.1に聞きに行ってしまうのでうまく監視できません
なのでちゃんとIPを指定してあげないとずっと「0」が返ってきてしまいます

ブログ等の紹介はIPアドレスまでちゃんと指定しているケースが少ないので
ちゃんと引数が何を意味しているのかはちゃんと調べないとダメですね

■参考サイト

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